大学生活_やり残しと後悔
大学生活では、たくさんやり残したことがあります。
僕は工学部の学生で、学部4年、大学院2年の計6年間、大学に通いました。
6年間というとそれなりに長い時間です。
その間、勉学・サークル・バイト・旅行・恋愛・その他諸々、
いわゆるごく普通の学生生活を送っていたと思います。
それでも各事柄、各断面での後悔は語るに足りません。
それぞれについては、また今度綴るとして、
総じて言えることは、
もっと有り余る時間を有意義に過ごせばよかった、
ということです。
講義や研究室をサボって遊んでいたことや、
友達とくだらないことをしていたことや、
ゲームや麻雀で幾度となく徹夜したことや、
旅行先でボーっとしていたことや、
ひたすら寝続けたことなど、
全てが無駄だったわけではなく、いい思い出もたくさんありますが、
もっともっと色んな挑戦や経験ができたはずだと今になって思うのです。
なにも、すごいことをやっておけばよかった、というわけではありません。
小さなことでも、なにかしら、少し自分なりに頑張ってみるということです。
例えば、
規則正しい生活をするでも、家計簿をつけるでも、
必ず講義で一番前に座るでも、トップ成績をとるでも、
なんでもいいと思います。
でも、自分が頑張らなきゃいけないこと、面倒なこと、
決して100%楽しくて楽だとは言えないこと、
そういう類でなくてはなりません。
社会に出ると、色んな困難に直面します。
自分がやりたいことだけやっていけるわけではありません。
苦しいこと、嫌なことも我慢してやらなければならないこともあります。
そうしたとき、遊ぶことに慣れすぎた体と頭では、
すぐにそういった状況で頑張れないのです。
受験勉強の頑張りや、部活の頑張りとは違います。
平時にいかに頑張れるか、そこが大事なのです。
大学生に戻れるなら…
本当に強く思うことです。